イベント&セミナー

ドラッカーの小さな学校 開講! 2017年度(受講者報告その1)

主催者名

ドラッカー学会主催

日時

2017年9月20日(水)

開催場所

明治大学 紫紺館

内容

ドラッカー学会の役割について「本学会はドラッカーのフレームを探求しつつ、未来を創造しようとするものである。」(上田惇生本会学術顧問、学会ホームページ「ごあいさつ」より)とある。 この役割の一端を担うために、ドラッカーフレームワークの研究、学び、実践の場として、ドラッカー学会主催による「ドラッカーの小さな学校」が2017年9月30日と10月21日に開講された。

 第1日目の9月30日は前後半の二部構成となり、前半は「ドラッカー思想の現代的な意義」と題して、井坂理事よりドラッカーについて生立ち、問題意識、関心領域、方法論について、藤島理事よりドラッカー思想が特に今後の日本と進むべき道やグローバルコミュニティの構築についての講演を頂き、講演後に森岡理事の司会で表題に関する対談を行って頂いた。

 ドラッカーのマネジメントを理解する上でドラッカーの世界観を知ることは非常に重要である。 井坂理事には御自身が作成した「ドラッカーの樹」にて、藤島理事には「試練の時にある日本に対するドラッカーの言葉」を紹介及び解説頂くことで、聴講者がドラッカーのマネジメントに対する本質論への理解を促して頂けた。

 続いて休憩を挟んで後半は「ドラッカーマネジメント論の現代的な意義」と題して、藤島理事より生前ドラッカーが名付けた『マネジメント・スコアカード(MSC)』について、阪井理事より非営利組織に於ける5つの質問への回答の実践について、谷崎理事よりポスト資本主義とドラッカーマネジメントについての講演を頂き、講演後に森岡理事の司会で表題に関する対談を行って頂いた。

 ドラッカーマネジメントの基本としてMSCは重要である。 ドラッカーはMSCの概念については、『現代の経営』や『マネジメント』などで多くのことを語っており、藤島理事にはそれらを体系立てて講演して頂いた。 阪井理事には、MSC実践上で尤も核心となる5つの質問への回答をワールドカフェ形式で実践した例を講演して頂いた。 谷崎理事には今何故ドラッカーマネジメント論が必要なのか、時代背景を含めて講演頂いた。

ドラッカー思想とドラッカーマネジメント論について、これほど濃厚で理解しやすかった講演を聴講できたのは前例が無いと察せられます。 御登壇頂いた理事のみなさまと企画担当の森岡理事にはこの場を借り深く感謝致します。
(髙橋 磨)