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<ウクライナ戦争>ロシアへの経済制裁と製薬企業のジレンマ

主催者名

ドラッカーの窓から明日を考える研究会(関東)

日時

2022年5月14日(土) 〜 2022年5月14日(土) 13時~16時

開催場所

ZOOMで実施

内容

参加者

12名

内容

①テーマ1(前半)

<ウクライナ戦争>ロシアへの経済制裁と製薬企業のジレンマ

発表者

本研究会会員 北村和敏 氏

具体的な内容・論点

現在、ロシアのウクライナ侵攻によって、西側諸国の経済制裁が起き、西側企業の様々な製品の供給がストップしている。そのような西側企業の供給製品の中には、医薬品も含まれているが、医薬品は人の命に直接関わるものである。従って、経済制裁で医薬品の供給をストップすれば、人権にかかわる事柄が起きる。そこで、研究会の前半では、このような政治と人権の関わりについて議論をした。

②テーマ2(後半)

大衆の孤立化と専制主義

発表者

本研究会会員 中野羊彦 氏

具体的な内容・論点

近年、ロシアのような専制主義国家がウクライナを侵攻するようなことが起きており、世界は専制主義国家と民主主義国家の争いのような様相を呈している。また、デジタル化やコロナのような問題に対しては、専制主義が適しているとも言われており、民主主義国家も揺らいでいる。ドラッカーの学説の出発点も、ナチスのような全体主義が何故起きるかであった。そこで研究会の後半では、専制主義やポピュリズムが起きる原因となっている「大衆の孤立化」を取り上げ、メディアやSNSの問題も含めて、民主主義との関連を議論をした。