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2022.9.22
【11/19(土)開催】ドラッカー学会17回大会 in函館
【大会テーマ】
あなたの「居場所」はどこですか?
Where is your “status“ ?
あなたの「居場所」作っていますか ?
Are you making “your status“ ?
みんなの「居場所」創っていますか?
Are you creating a “status for everyone” ?
【申込ページ】
https://hakodate2022.peatix.com/
【大会趣旨】
ドラッカーは、1942年の著書『産業人の未来 The Future of Industrial Man』の中で、「組織社会では、それぞれの組織が一人ひとりの人間に位置と役割を与える社会的機関であるだけでなく、位置を与えるコミュニティでなければならない。」と説いた。また、1993年の著書『ポスト資本主義社会Post-Capitalist society』の中では、「現代は組織社会と呼ばれる。みなが組織で働くことを当然とする社会である。加えて社会の問題や課題の解決者として組織が期待される社会である。社会の面倒を見るとは、生き生きと人を働かせる場を提供することと、よりよい社会のために財やサービスを提供し、新しい課題を解決することである。」と説いた。
社会の機能のほとんどが、異なる専門知識を持つ複数の個人の協業によって果たされるようになった今日の組織社会、しかも働く人間のほとんどが、組織において、あるいは少なくとも組織を通じて働くという意味での組織社会では、個人の幸せは、それらの組織がいかに継続と変化の担い手となるか、いかにマネジメントされるかにかかっている。こうして個人、組織、社会、文明、マネジメントはつながっている。
ここ数年の大企業から始まっている副業の解禁やコロナ禍によるリモートワーク等の労働形態の変化、働き方改革の進行は、『居場所(status)』としての組織のあり様に大きな変化を求めている。また、第三の場所(サードプレイス)と呼ばれる非営利組織やコミュニティにおける種々の活動への『居場所(status)』としての存在が広がりを見せ、個人の側からも、その役割への期待が高まっている。多様性を認める社会において選択肢が増えることは歓迎すべき事ではあるが、他方において一人ひとりの選択の自由の基礎となる責任のあり方や重要性の認識構築が未完のままでは、混沌とした社会となり殺伐とした社会となることは過去の歴史が証明している。
ドラッカーが求めた『位置(status)と役割(function)のある自由な社会』とはどういうものか。組織が提供する位置(status)と役割(function)とは何か。地方都市函館においての居場所創りの取り組みを踏まえ、現代社会に求められている位置(status)、すなわち「居場所」とは何かを熟慮する機会にしたいと思う。
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【日時】2022年11月19日(土) 午前10時〜午後6時
【開催方法】ハイブリッド開催
函館会場:函館国際ホテル
オンライン:Zoomを使用(当日URLは申し込み後にご確認いただけます)
【申込ページ】
https://hakodate2022.peatix.com/
【参加資格】ドラッカー学会、協賛団体会員をはじめ、どなたでも御参加いただけます
【参加費】
<函館会場>
講演のみ(学会員)1,000円
講演のみ(一般) 1,500円
講演のみ(学生) 500円
懇親会 6,000円
*懇親会チケットには講演は含まれていません。(講演、懇親会それぞれのチケットの購入をお願いいたします)
<オンライン>
(学会員)500円
(一般) 1,000円
(学生) 無料
【プログラム】(予定)
10:30〜11:45 各地の実践発表
11:45〜12:45 休憩
12:50〜12:55 開会・代表挨拶 /佐藤等(ドラッカー学会 共同代表)
13:00〜14:10 講演「令和日本の〝居場所づくり〟をドラッカーから考える」/岩崎夏海
14:10〜15:10 講演「未定」/筒井章順(浄土宗 瀧澤山 湯川寺 副住職)
15:10〜15:25 休憩
15:25〜16:35 講演「未定」/永澤大樹(函館商工会議所)
16:40〜17:45 講演者3名による対談
17:45〜18:00 次年度開催地挨拶、閉会
18:00〜 懇親会
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<大会前後の催し> (要・申込)
※前夜祭
【日時】2022年11月18日(金) 18:00〜
【場所】金森ホール
【内容】楽しい語りとコンサートを予定しております。
【参加費】6,000円 (飲食代含)
※エクスカーション
【日時】2022年11月20日(日) 9:00〜13:00頃 (予定)
【集合場所】JR函館駅前 (予定)
【内容】
市内及び近郊のバスツアー(函館市縄文文化交流センター、湯川寺、酒蔵・五稜乃蔵など)を行います。
終了後、函誰空港にて解散予定。
(新函館北斗駅下車希望者は、ご連絡ください。)
【参加費】2,500円(予定)
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<登壇者>
佐藤 等(さとう ひとし)
アウル税理士法人代表社員 、ナレッジプラザ塾長 、ドラッカー学会共同代表理事
1961年函館生まれ。1984年小樽商科大学商学部商業学科卒業、2002年同大学大学院商学研究科修士課程修了。1990年公認会計士試験合格後に開業し現在に至る。≪出逢い・気付き・学び≫をコンセプトとした会員制組織ナレッジプラザを主催し、ドラッカーに関する講演を年間50回以上行い、各地でドラッカーの著書を読むための<読書会>を開催している。著書『実践するドラッカー(思考編)(行動編)(チーム編)(事業編)(利益とは何か)』『ドラッカーを読んだら会社が変わった』『ドラッカーに学ぶ人間学』などがある。
岩崎 夏海(いわさき なつみ)
1968年生まれ。東京都日野市出身。東京藝術大学建築科卒。大学卒業後、作詞家の秋元康氏に師事。放送作家として『とんねるずのみなさんのおかげです』『ダウンタウンのごっつええ感じ』等、テレビ番組の制作に参加。その後、アイドルグループAKB48のプロデュースなどにも携わる。2009年12月、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(ダイヤモンド社)を著し、ベストセラーに。ドワンゴ・夜間飛行にて有料メルマガ『ハックルベリーに会いに行く』を配信中。
筒井章順(つつい しょうじゅん)
浄土宗 瀧澤山 湯川寺 副住職
函館市の湯川寺で生まれ育ち、現在は副住職を勤める。
街・人・お寺のご縁を結ぶ『結-Yui-』プロジェクトを立ち上げ、様々な事業を展開。
地域との交流を第一に考え、函館に住む人達の「行きつけのお寺」を目指している
https://tousenji.jp/about/
永澤大樹(ながさわ ひろき)
函館商工会議所 中小企業相談所長[元・北海道新幹線新函館開業対策推進機構 事務局長]
1973年函館市生まれ。
1991年 函館ラ・サール高等学校卒業
1995年 早稲田大学文学部卒業(地域社会学)同年 函館商工会議所入所
2006年 地域振興課 主任(以降、北海道新幹線関連業務を担当)
2014年 新幹線函館開業対策室長(地域振興課長兼務)
2016年 中小企業相談所長(新幹線函館開業対策室長、銭亀沢支所長兼務)
2016 文科省平成28年度「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業北海道WG委員
2018 青森大学社会学部「新幹線学研究会」委員
2020-現在 青森大学付属総合研究所 客員研究員
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お問い合わせ:ドラッカー学会第17回大会in函館
実行委員長 (株)エルフィン 代表取締役 川島眞一
Mail:kawashima@elfin.jp
【主催】ドラッカー学会、ドラッカー学会第17回大会in函館実行委員会